バルメナック1989‐2021 32年 BARミンモアハウス×アクアヴィーテ×SHINANOYA
¥4,400 – ¥8,000 (税込)
説明
日本のウイスキーリテラーである信濃屋と台湾のボトラーAQUA VITAE、そして、大阪・北新地にある人気モルトバー、Bar MINMORE HOUSEの三社によるコラボレーションボトリングをご紹介いたします。
今回、三社代表三名によるテイスティングを経て選ばれた一樽は、失われゆく1980年代蒸留、32年熟成のバルメニャック蒸留所のバーボンホグスヘッド原酒を選定しました。
バルメニャック蒸留所は、スペイサイド地区クロムデール村から少し離れた地にあり、スペイサイド地区の中でも最も伝統的なオールドスタイルの造りを行っていると分類される蒸留所の一つ。
長時間発酵、小さな蒸留器、ワームタブ式による冷却が行われています。そのため、スピリッツの個性は、程よい肉付きを感じさせるリッチなテクスチャーがあり、ブレンドに重量感と力強さを与えるのに理想的で、またシェリー樽との相性も良いと言われています。1964年まではフロアモルティングも行われていました。
かつてはディアジオ社所有でしたが、ウイスキー不況の中、1993年に稼働停止。インバーハウス社の下で1998年に製造再開し、同社のブレンデッドに原酒を供給され、シングルモルトでのリリースがない蒸留所でシングルカスクのリリースは多くありません。
今回は閉鎖以前のディアジオ社時代の珍しい原酒になります。サンプルのテイスティングの際、我々に強く残った「熟れた黄色い果実」のイメージ。
30年オーバーの長期熟成がもたらす柔らかさ。フレーバーの展開は、非常に彩色豊かで、まるで極彩色の羽根を広げた孔雀の優美な姿を想わせるような仕上がりでした。
今回は、 BAR MINMORE HOUSE村上氏と懇意の現代アーティストの西部美穂氏によって、孔雀をモチーフにしたオリジナルラベルを描きおろし、ラベルに使用させていただきました。
◆テイスティング・コメント◆
アロマは、アプリコットやオレンジピール、パイナップル。 ゆっくりと桃のタルトケーキ。
口に含むと、グレープフルーツや白ブドウ。 ジューシーなマンゴー。ゆっくりと心地よい白コショウ。
フィニッシュは、濃厚なクレームブリュレの甘さと多彩なフルーツフレーバーが長く続く。数滴の加水で、まるで孔雀が羽を広げたかのような多彩で優雅な味わいが広がる。
(HP引用)